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エクセル 文字列を日付に変換する

はじめに

365202120192016:対応

エクセルの文字列を日付に変換する方法を紹介します。

=DATEVALUE("2000年01月02日") のようにして、文字列を日付に変換できます。関数を使わなくても日付形式の文字列は自動で日付に変換されます。

8 桁の数字 20000123 から日付 2000/1/23 に変換できます。

2000ねん01がつ02にち のような年月日の位置が決まっている文字列を 2000/1/2 のように日付に変換できます。

日付を文字列に変換するには「日付を文字列に変換する」をご覧ください。
数値を日付に変換するには「数値を日付に変換する」をご覧ください。

文字列を日付に変換する

セルに 2000年1月1日 のように入力すると自動で日付に変換されます。

セルに日付を入力するには「日付の入力方法」をご覧ください。

2000年1月1日 のような日付形式の文字列を日付に変換できます。

1時2分 のような時間形式の文字列を時間に変換できます。

日付形式の文字列を日付に変換する

DATEVALUE 関数」を使用して、日付形式の文字列を日付に変換します。「VALUE 関数」を使用して、日付形式の文字列を数値に変換できます。

=DATEVALUE(B3)
=VALUE(B4)

結果が数値になっているのは、日付の実際の値は数値なのでその値に変換します。セルの書式設定から日付形式で表示できます。

4

時間形式の文字列を時間に変換する

TIMEVALUE 関数」を使用して、時間形式の文字列を時間に変換します。「VALUE 関数」を使用して、時間形式の文字列を数値に変換できます。

=TIMEVALUE(B3)
=VALUE(B4)

結果が数値になっているのは、時間の実際の値は数値なのでその値に変換します。セルの書式設定から時刻形式で表示できます。

4

自動で変換する

関数に日付を入力するとき、日付形式の文字列を入力すると自動で日付に変換されます。時間についても同様です。そのため「DATEVALUE 関数」や「TIMEVALUE 関数」を使用する必要はありません。

=YEAR("2000年1月1日")
=YEAR(DATEVALUE("2000年1月1日"))
=HOUR("1時2分")
=HOUR(TIMEVALUE("1時2分"))
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数字を日付に変換する

20000123 の 8 桁の数字を 2000/01/23 のように日付に変換できます。

区切り位置から日付に変換する

8 桁の数字が入力されている [セル] を範囲選択します。

1

[データ] タブをクリックし、データツールグループにある [区切り位置] をクリックします。

split-text

[スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ] をチェックして [次へ] をクリックします。

3

[次へ] をクリックします。

4

列のデータ形式から [日付] をチェックして [完了] をクリックします。

5

日付に変換されます。

6

関数から日付に変換する

TEXT 関数」を使用して、引数「表示形式」に 0000!/00!/00 を入力して日付形式の文字列に変換します。それを「DATEVALUE 関数」を使用して文字列を日付に変換できます。

=TEXT(B3,"0000!/00!/00")
=DATEVALUE(TEXT(B4,"0000!/00!/00"))

結果が数値になっているのは、日付の実際の値は数値なのでその値に変換します。セルの書式設定から日付形式で表示できます。

10
表示形式について詳しくは「表示形式のユーザー定義の使い方」をご覧ください。

または「MID 関数」を使用して年月日を抽出します。それを「DATE 関数」を使用して日付に変換できます。

=DATE(MID(B5,1,4),MID(B5,5,2),MID(B5,7,2))
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位置と桁数から日付に変換する

2000ねん01がつ02にち のように、年月日の位置と桁数が決まっている文字列を日付に変換できます。

MID 関数」を使用して年月日を抽出します。

=MID(B2,1,4)
=MID(B3,7,2)
=MID(B4,11,2)

それを「DATE 関数」を使用して日付に変換できます。

=DATE(C5,D5,E5)
=DATE(MID(B5,1,4),MID(B5,7,2),MID(B5,11,2))
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文字列を抽出するには「文字列を抽出する」をご覧ください。