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エクセル 2010 XOR 関数:2 つの条件の結果が異なるか判定する

はじめに

エクセル 2010 の XOR 関数の使い方を紹介します。2013から使用できます。

XOR 関数は 2 つの条件の結果が異なるか判定します。一般的に排他的論理和と呼ばれます。

予め決められた結果と異なるかエラーチェックしたいときに使用します。

構文

XOR(条件1)
XOR(条件1, 条件2 …)
2 つの条件の結果が異なると TRUE を返します。同じときは FALSE を返します。

引数「条件」条件を比較演算子を使って指定します。

引数「条件」に使用できる比較演算子には次のものがあります。

演算子 演算名 使用例 結果
=等しい1=2False
<>等しくない1<>2True
>大きい1>2False
<小さい1<2True
>=以上1>=2False
<=以下1<=2True

使用例

条件が 2 つ

セル「B3」と「C3」を排他的論理和する。

=XOR(B3,C3)
1

セル「B3」とセル「C3」が 10 か判定した結果を排他的論理和する。

=XOR(B3=10,C3=10)
4

条件が 1 つまたは 3 つ以上

セル「B3」を排他的論理和する。

=XOR(B3)
2

セル「B3」と「C3」と「D3」を排他的論理和する。

=XOR(B3,C3,D3)
3

解説

ビット演算で 111 が正しい結果のとき、実際の値が 101 だとします。これを排他的論理和すると 010 となり結果が異なっている部分が 1 になります。つまり 1 の部分がエラーだと判定できます。エクセルでビット演算は使用しないと思いますので、その説明は省略します。

引数「条件」に条件を 2 つ指定するのが通常の使い方です。それ以外の数は通常指定しません。

引数「条件」に条件を 1 つ指定したときは、2 つ目に FALSE が指定されていると考えると理解しやすいです。

引数「条件」に条件を 3 つ以上指定したときは、条件が TRUE になるのが奇数個あるときに「XOR 関数」の結果が TRUE になります。

引数「条件」は大文字と小文字を区別しません。"ABC"="abc"は TRUE になります。

空のセルと 0 を比較すると TRUE になります。

5

論理関数の結果一覧

条件の結果を論理演算する関数には主に次のものがあります。

関数名 演算名 使用例 結果
AND論理積AND(TRUE,TRUE)
AND(TRUE,FALSE)
AND(FALSE,FALSE)
TRUE
FALSE
FALSE
OR論理和OR(TRUE,TRUE)
OR(TRUE,FALSE)
OR(FALSE,FALSE)
TRUE
TRUE
FALSE
NOT論理否定NOT(TRUE)
NOT(FALSE)
FALSE
TRUE
XOR排他的論理和XOR(TRUE,TRUE)
XOR(TRUE,FALSE)
XOR(FALSE,FALSE)
FALSE
TRUE
FALSE