エクセル 2013 エラー #DIV/0! の意味と修正方法
はじめに
エクセル 2013 のエラー #DIV/0! の意味と修正方法を紹介します。
0 で割り算したときや空のセルで割ったときに発生します。
エラーを表示しない方法も紹介します。
#DIV/0! の意味
エラー #DIV/0! は=6/0のように0で割り算したときに発生します。0 で割ると答えが無限になるためエラーになります。
空のセルで割ったときや、「MOD 関数」のように割り算する関数に 0 を指定したときも発生します。

「SUM 関数」など、関数によってはエラーを含むセルを参照すると、関数の結果もそのエラーになります。

修正方法
=6/A4や=MOD(6,A6)のように除数にセルを参照しているときは、セルの値が 0 や空白にならないようにします。
参照しているセルが「SUM 関数」などの関数を使用しているときは、その結果が 0 にならないようにします。
「SUM 関数」などでエラーのセルを参照しているときは、そのエラーを修正するかエラーを含まないセルを参照するようにします。
#DIV/0! を表示させない
エラーになるのを避けられないときはエラーを非表示にできます。
「ISERROR 関数」を使って割り算した結果がエラーか判定できます。それを「IF 関数」で問題ないときは計算結果を表示し、エラーのときは何も表示しないようにします。
=IF(ISERROR(C3),"",C3)

「IF 関数」を使うと判定用と結果用で 2 回同じ計算が必要になります。「IFERROR 関数」を使えば 1 回でできます。
=IFERROR(C3,"")
