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エクセル エラー #DIV/0! の意味と修正方法

はじめに

365202120192016:対応

エクセルのエラー #DIV/0! の意味と修正方法を紹介します。

0 で割り算したときや空のセルで割ったときに発生します。

エラーを判定して表示しない方法も紹介します。

#DIV/0! の意味

エラー #DIV/0! とは =6/0 のように 0 で割り算したときに発生します。0 で割ると答えが無限になるためエラーになります。

空のセルで割ったときや、「MOD 関数」のように割り算する関数に 0 を指定したときも発生します。

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SUM 関数」など、関数によってはエラーを含むセルを参照すると、関数の結果もそのエラーになります。

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修正方法

=6/A4=MOD(6,A6) のように除数にセルを参照しているときは、セルの値が 0 や空白にならないようにします。

除数に参照しているセルが「SUM 関数」などの関数を使用しているときは、その結果が 0 にならないようにします。

SUM 関数」などでエラーのセルを参照しているときは、そのエラーを修正するかエラーを含まないセルを参照するようにします。

#DIV/0! を表示しない

エラーになるのを避けられないときはエラーを非表示にできます。

ISERROR 関数」を使って割り算した結果がエラーか判定できます。それを「IF 関数」で問題ないときは計算結果を表示し、エラーのときは何も表示しないようにします。

=IF(ISERROR(C3),"",C3)
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IF 関数」を使うと判定用と結果用で 2 回同じ計算が必要になります。「IFERROR 関数」を使えば 1 回でできます。

=IFERROR(C3,"")
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