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- 入力規則を設定する
- 入力のヒントを表示する
- エラーメッセージを表示する
- IME を制御する
- 入力規則の種類
エクセル 2013 入力規則を設定する
はじめに
エクセル 2013 の入力規則を設定する方法を紹介します。
数値の範囲や文字数など入力するデータを制限できます。
記入用紙などの項目に合った入力がしやすくなります。
- リストから選択するには「ドロップダウンリストから入力する」をご覧ください。
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目次
- 入力規則を設定する
- 入力のヒントを表示する
- エラーメッセージを表示する
- IME を制御する
- 入力規則の種類
入力規則を設定する
入力規則を設定したいセルを選択します。

データタブをクリックし「データの入力規則」をクリックします。

「入力値の種類」の中からデータに合った制限方法を選択します。「すべての値」は制限をしません。

整数の 0 ~ 100 の範囲に入力を制限するには、「整数」、「次の値の間」、「0」、「100」と入力して「OK」をクリックします。

0 ~ 100 の範囲内だと通常通り入力ができます。

それ以外の値を入力するとエラーメッセージが表示されます。

エラーメッセージのスタイルにより、無効な値を確定できるかできないかを設定できます。
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入力のヒントを表示する
どのような値を入力すればいいのかわかりやすくするために、ヒントを表示できます。
データの入力規則画面の「入力時メッセージ」をクリックし、タイトルとメッセージを入力して「OK」をクリックします。何も入力しないと、何も表示されません。

セルを選択するとヒントが表示されます。

エラーメッセージを表示する
無効な値が入力されたときにエラーメッセージを表示できます。
データの入力規則画面の「エラーメッセージ」をクリックし、スタイルとタイトルとエラーメッセージを入力して「OK」をクリックします。スタイルによってエラーメッセージのボタンが違います。

スタイル「停止」

スタイル「注意」

スタイル「情報」

エラーメッセージを表示しないときや、スタイルを「注意」または「情報」にしていると無効な値でも入力を確定できます。

無効なデータをマークするには、データタブをクリックし「データの入力規則」をクリックして「無効データのマーク」をクリックします。

無効なデータが入力されているセルにマークが表示されます。

マークを消すには、データタブをクリックし「データの入力規則」をクリックして「入力規則マークのクリア」をクリックします。

マークが非表示になります。

IME を制御する
セルをクリックしたときの IME の状態を制御できます。
データの入力規則画面の「日本語入力」をクリックし、日本語入力から IME の状態を選択して「OK」をクリックします。

「コントロールなし」は何もしません。「無効」にすると常に直接入力になります。それ以外は「半角/全角」キーで変更できます。
入力規則の種類

「整数」、「小数点数」、「日付」、「時刻」、「文字列」を指定するとその値の範囲を制限できます。100 以上のみ、0 ~ 100 まで、100 以下のように制限できます。
「リスト」を指定すると、ドロップダウンリストから値を選択して入力できます。詳しくは「ドロップダウンリストから入力する」をご覧ください。
「ユーザー設定」を指定すると他のセルの値によって無効になるか設定できます。セル「C2」の値が 100 だと有効、それ以外の値は無効のときは=C2=100を入力します。数式の結果が TRUE だと有効で FALSE だと無効になります。
セル「C2」の値が 0 ~ 100 の範囲のときに有効にするには「AND 関数」を使用して=AND(C2>=0,C2<=100)を入力します。
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