エクセル 2013 RIGHT 関数:文字列の最後から抽出する
はじめに
エクセル 2013 の RIGHT 関数の使い方を紹介します。
RIGHT 関数は文字列の最後から指定した文字数を抽出します。
文字列の最後 2 桁を抽出したいときに使用します。
構文
RIGHT(文字列)
文字列の右から 1 文字を取得します。
RIGHT(文字列, 文字数)
文字列の右から文字数分を取得します。
引数「文字列」 | 抽出元の文字列を指定します。 |
引数「文字数」 | 省略できます。省略すると 1 文字抽出します。 抽出する文字数を指定します。 |
使用例
2 文字を抽出する
=RIGHT("あいうえお",2)

文字数を変化させて抽出する
=RIGHT(B3,C3)

解説
引数「文字数」に 0 を指定すると何も抽出しません。
引数「文字数」に引数「文字列」を超える文字数を指定すると全ての文字列を抽出します。
引数「文字数」にマイナスの値を指定するとエラー#VALUE!になります。
日付や時間から抽出する
日付は数値を日付の形式に表示しています。引数「文字列」に日付型のセルを指定したときは、内部で持っている数値を抽出します。

日付の見た目の通りに抽出したいときは「TEXT 関数」で日付を文字列に変換します。
=TEXT(B3,"yyyy/m/d")
=RIGHT(TEXT(B3,"yyyy/m/d"),C3)
=RIGHT(TEXT(B3,"yyyy/m/d"),C3)

表示形式はセルの書式設定のユーザー定義を見れば確認できます。

日付の表示形式について詳しくは「日付の表示形式の一覧」をご覧ください。