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- 構文
- 使用例
- 解説
エクセル 2013 WORKDAY.INTL 関数:休日を除いた営業日数を計算した日付を取得する
はじめに
エクセル 2013 の WORKDAY.INTL 関数の使い方を紹介します。
WORKDAY.INTL 関数は休日を除いた営業日数を計算した日付を取得します。
土日や休日を数えないで 7 日後の日付を求めるときに使用します。
- 日付の期間を休日を除いて取得するには「NETWORKDAYS.INTL 関数」を使用します。
- 日付を計算した結果を取得するには「DATE 関数」を使用します。
- 月末を考慮して日付を計算した結果を取得するには「EDATE 関数」を使用します。
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目次
- 構文
- 使用例
- 解説
構文
WORKDAY.INTL(開始日, 営業日数)
開始日から土日を含めないで営業日数後の日付を求めます。
WORKDAY.INTL(開始日, 営業日数, 週末, 休日)
週末に指定した曜日と休日に指定した日付は営業日数に含めません。
引数「開始日」 | 基準となる日付を指定します。 |
引数「営業日数」 | 引数「開始日」の何日後の日付を取得するかを指定します。引数「週末」と引数「休日」で指定した曜日と日付は数えません。 |
引数「週末」 | 省略できます。省略すると土日が休みです。 休日とする曜日を数値か 7 桁の文字列で指定します。 |
引数「休日」 | 省略できます。休日とする日付のセルの範囲を指定します。 |
引数「週末」
数値 | 文字列 | 週末 |
1 または省略 | 0000011 | 土曜日と日曜日 |
2 | 1000001 | 日曜日と月曜日 |
3 | 1100000 | 月曜日と火曜日 |
4 | 0110000 | 火曜日と水曜日 |
5 | 0011000 | 水曜日と木曜日 |
6 | 0001100 | 木曜日と金曜日 |
7 | 0000110 | 金曜日と土曜日 |
11 | 0000001 | 日曜日 |
12 | 1000000 | 月曜日 |
13 | 0100000 | 火曜日 |
14 | 0010000 | 水曜日 |
15 | 0001000 | 木曜日 |
16 | 0000100 | 金曜日 |
17 | 0000010 | 土曜日 |
文字列で指定するときは 0 が営業日、1 が休みです。月火水木金土日の順番に指定します。土日が休みなら0000011です。
使用例

開始日のセル「B3」から営業日数のセル「C3」を計算した日付を取得する。週末は土日。

5 月 5 日から 2 日後の日付を、引数「週末」の値を変化させたときにどうなるかを確認する。

5 月 5 日から営業日数のセル「B8」を計算した日付を引数「休日」を指定して取得する。週末はなし。
=WORKDAY.INTL("2017/5/5",B8,"0000000",{"2017/5/4","2017/5/6","2017/5/8"})

解説
結果が数値になるときはセルの書式設定で日付の形式にすれば、日付で表示できます。
1 月 1 日の 1 日後を求めるときに、1 月 2 日が引数「週末」や引数「休日」で休みの場合は 1 月 3 日を取得します。
引数「営業日数」に負の値を指定したときは、引数「開始日」より前の日付を取得します。
引数「営業日数」に 0 を指定したときは、その日が休日扱いでもその日を取得します。
引数「週末」に0000000を指定すると、休みなしになります。1111111はエラー#VALUE!になります。最低でも 1 つの曜日は営業日にする必要があります。
引数「休日」にセルの範囲ではなく文字列で日付を指定したいときは{"日付1","日付2","日付3"・・・}のように配列で指定します。
週末、月末、休日、曜日など様々な日付を求める方法は「納品日や支払日を求める」をご覧ください。
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