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SSD は速度低下するのか
はじめに
SSD は速度低下するのかについて紹介します。
Trim コマンドに対応していない昔の SSD は速度低下が激しいです。
「Indilinx製」、「Marvell製」コントローラーは速度低下しにくいです。
速度低下とは
SSD は、総書き込み量が容量を超えると、書き込み速度が遅くなります。これはどの SSD でも同じで、性能によってどれだけ遅くなるかが違ってきます。
速度低下を抑えるために Trim コマンドがあったり、各コントローラーの性能が試されます。ひどいものは書き込み速度が半減するものもありますが、体感で遅いと気付くことはあまりありません。
Trim コマンドで改善
Trim コマンドは速度低下を抑える手段の一つです。Windows 7 から Trim コマンドが発行されるようになったため、2010 年より前の SSD は Trim コマンドに対応していないと言えます。
Windows 7 ではファイルを削除したときなどに、自動で Trim コマンドが発行されます。
Windows 8 では確実に Trim コマンドが有効になるように、デフラグが Trim コマンドの発行機能として使われるようになりました。
コントローラーの性能向上
昔は「Indilinx製」や「Marvell製」などのコントローラーを採用している SSD では、特に速度低下が抑えられていますと言われていました。現在では主流のメーカーの製品であれば過度な速度低下は抑えられていると思われます。
気になる方は、その製品のレビューなどを参考にするといいと思います。