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Windows 7 で SATA モードを AHCI に変更する

はじめに

注意
この設定は BIOS およびレジストリを編集します。操作ミスをするとパソコンが動作しなくなる危険性があります。それを理解してバックアップなど十分な準備をしてから行ってください。

SATA モード を IDE から AHCI にすると、ハードディスク (SSD 含む) のアクセス速度が少し高速になります。BIOS によっては IDE モードしかなく AHCI モードを選択できないものもあります。

AHCI モードを設定する二つの方法を紹介します。

方法 1. インストール前に AHCI に設定

Windows 7 をインストールする前に AHCI に設定する方法を紹介します。「方法 2.」よりこちらの方法をおすすめします。

フォーマットされたハードディスクをパソコンに接続します。

パソコンを起動したら Delete キーを連打して BIOS 画面を開きます。パソコンによってキーが違いますので、起動後の画面に表示されたキーを入力してください。

BIOS 画面が表示されたら「SATA Mode」や「IDE」、「AHCI」というキーワードを探します。そこで IDE モードになっているか AHCI モードになっているか確認できます。

見つけたら「AHCI」に変更して保存します。最初から「AHCI」になっているパソコンもあります。

後は、そのハードディスクに Windows 7 をインストールします。これで AHCI モードで使用できます。

方法 2. インストール後に AHCI に変更

既に Windows 7 をインストールしてしまった後でも AHCI モードへ切り替えられます。ただし、BIOS が「AHCI」モードに対応している必要があります。

[スタート] ボタンをクリックして「regedit」と入力後 Enter キーを入力します。

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レジストリ エディターが起動したら「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Msahci」キーを探します。

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「Start」キーの値が「3」になっていると思います。「3」は IDE モードを示す値です。「Start」キーを右クリックして [修正] をクリックします。

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値のデータに「0」を入力して OK ボタンをクリックします。

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Windows を再起動します。

「方法 1. インストール前に AHCI に設定」と同じ操作で BIOS 画面を表示して「AHCI」モードにします。

Windows が起動すると自動的に AHCI ドライバがインストールされるはずです。