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エクセル 2016 セルの参照の仕方

はじめに

エクセル 2016 のセルの参照の仕方を紹介します。

セル参照すると、参照先のセルの値を計算や関数に使用できます。

セルの参照には、通常の「セル参照」と、参照先を固定する「絶対参照」があります。

セル参照とは

セル参照とは、指定した「セルの値を使う」ということです。

10+20の計算をするとき、普段は電卓などに直接数値を入力して計算すると思います。エクセルでも=10+20と入力すればできます。

セル参照すると、セルに入力された値を使って計算できます。次の図のようにセル「B3」と「C3」に入っている値を使って計算するには=B3+C3と入力します。

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なぜセル参照する必要があるのかというと、明細書や家計簿を想像してみてください。まず物の金額などを入力して、最後に合計を求めます。その合計を求めるときに電卓に金額をもう一度入力しています。

それをセル参照にすると、最初に金額を入力したセルの値を使って合計を求められるので、入力が 1 回で済みます。合計を求める際の入力間違いもなくなります。また、入力した金額を修正すると、自動で合計金額も修正されます。

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このように直接数値を入力するよりも、セル参照を使うことで手間が減り、確実な計算が行えるようになります。

セルを参照するには

セルを参照するには = の後ろにセル名を指定します。

セル「B2」を参照するには=B2を入力します。

= を入力後に参照先のセルをクリックすると簡単に入力できます。

参照前

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参照後

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参照先のセル「B2」の値が編集されると、参照元のセル「B4」も同時に変更されます。

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通常のセル参照では参照元のセルをコピーしたときに、参照先のセルも合わせて移動されます。

セル「B2」が「C2」を参照しています。セル「B2」をセル「B3」~「B6」へコピーします。

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コピーしたセルの参照先がセル「C3」~「C6」に移動されています。下のセルにコピーすれば参照先もその分だけ下になり、上下左右に移動した分だけ参照先も移動されます。

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参照先のセルを移動しないよう固定するには絶対参照します。

セルを絶対参照する

セルを絶対参照するにはセル名に $ を付けます。

=B2 の入力に続けて F4 キーを入力すると、簡単に絶対参照にできます。何度も入力すると絶対参照が切り替わります。

行と列を固定したいときは=$B$2を入力します。

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行を固定したいときは=B$2を入力します。

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列を固定したいときは=$B2を入力します。

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絶対参照では参照元のセルをコピーしたときに、参照先のセルは固定されたままです。行を固定すると上下の移動が固定され、列を固定すると左右の移動が固定されます。

セル「B2」をセル「B3」~「B6」へコピーします。

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全てのセルが「C2」を参照します。

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参照の仕方

セル参照は 1 つのセルだけでなく、セルの範囲や行、列、別シートのセルなども参照できます。

名前 使用例 参照先
セル参照=A1セル「A1」
=A1:B2セル「A1」~「B2」
行参照=2:2行「2」
=2:3行「2」~「3」
列参照=A:A列「A」
=A:B列「A」~「B」
論理積=B3:D3 C2:C4セル「C3」
=B2:C4 C3:D5セル「C3」~「C4」
別シートの参照=Sheet2!A1シート名「Sheet2」のセル「A1」
=Sheet2!2:2シート名「Sheet2」の行「2」
別ブックの参照=[book.xlsx]Sheet1!A1ブック名「book」のシート名「Sheet1」のセル「A1」
=[Tips.xlsx]Sheet2!A1:B2ブック名「Tips」のシート名「Sheet2」のセル「A1」~「B2」

「セル参照」を一番よく使うので、最初はこれだけ覚えておけば十分です。

別ブックを参照するときは、そのブックを開いている状態で = を入力後に参照先のセルをクリックすると簡単に入力できます。

論理積とは

2 つのセルの範囲が重なっている部分を参照するのを論理積と呼びます。=B3:D3 C2:C4を入力するとセル「C3」のみが重なっているので、セル「C3」を参照します。

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論理積を使用するにはセルの範囲と範囲の間をスペースで区切ります。=B2:D4 C3:E5 D4:F6このようにスペースで区切っていけば 3 つ 4 つとすべての範囲で重なっている部分のみを参照できます。

関数に使う

SUM 関数」は、引数に渡したセルの範囲の合計を求めます。関数にセルの参照を指定するには、そのままセル名を入力するだけです。

セル「A1」~「A3」の合計を求めるには=SUM(A1:A3)を入力します。

このようにセル参照は、セルの値を使うところであればどこでも使用できます。

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