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エクセル 数式・計算式の入力方法

はじめに

365202120192016:対応

エクセルの数式や計算式の入力方法を紹介します。

=1+2 のように = の後ろに計算式を入力したものを「数式」と言います。

=A1+10 のようにして、セル「A1」の値に 10 を足し算します。セルの値を変えるだけで自動計算できます。

数式には計算の他にセル参照や関数を入力できます。

エクセルの使い方については「エクセルの使い方」をご覧ください。
数式を表示するには「数式を表示する」をご覧ください。

数式に計算式を入力する

足し算や引き算など、数式に計算式を入力できます。

数式を入力するには = の後ろに計算式を入力します。

1 + 2 の計算をするには =1+2 を入力します。

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Enter キーを入力すると数式が確定され、結果が表示されます。

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入力した数式は、そのセルを選択したときに数式バーで確認できます。

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セルをダブルクリックや F2 キーを入力して、数式を編集できます。

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このように数式を入力すると、セルの中身 (数式) と表示されている値 (結果) の 2 つの値が存在します。

演算子

計算式の足し算や引き算などの演算子には次のものがあります。

演算子 演算名 使用例 結果
+足し算1+23
-引き算2-11
*掛け算2*36
/割り算7/23.5
^べき乗2^38
&文字結合"Tips"&"found"Tipsfound

数式に文字を入力するときは "" で囲みます。Tips と found の文字を結合するには ="Tips"&"found" を入力します。

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Enter キーを入力して結果を表示します。

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数式にセル参照を入力する

セル参照とは、セルの値を使うことです。セルに数値を入力するだけで自動計算できます。

セル参照を使って計算するには = の後ろにセル名を入力します。

セル名は列名と行番号を結合したものです。A 列の 1 行目のセル名は A1 です。

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セル「B2」と「C2」を足し算するには =B2+C2 を入力します。

= の入力後に [セル] をクリックすると、そのセル名を簡単に入力できます。
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Enter キーを入力して結果を表示します。

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セル「B2」や「C2」の値を変更すると、それに合わせて結果も変わります。

=B2+C2 のようにセル参照を使った計算は、=1+2 のようにセルの値に置き換わって計算されます。

セル参照について詳しくは「セルの参照の仕方」をご覧ください。

数式に関数を入力する

関数は複雑な数式を機能ごとにまとめたものです。

関数を入力するには = の後ろに 関数名() を入力します。

INT 関数」は小数を切り捨てて整数にできます。

1.2 の値を整数にするには =INT(1.2) を入力します。

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Enter キーを入力して結果を表示します。

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関数に渡す値のことを「引数」と言います。引数に渡された値を整数にした結果が表示されます。

関数について詳しくは「関数の使い方」をご覧ください。