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エクセル AGGREGATE 関数:表の合計や平均、順位の値などを取得する

はじめに

エクセルの AGGREGATE 関数の使い方を紹介します。

AGGREGATE 関数は表の合計や平均を集計したり、上位や下位の順位の値を取得します。

SUBTOTAL 関数」の上位互換で、非表示になっているセルを除いて集計できます。

  • 目次
    • 構文
    • 使用例
    • 解説

構文

AGGREGATE(集計方法, 無視する値, 範囲1)
AGGREGATE(集計方法, 無視する値, 範囲1, 範囲2 …)
指定した集計方法無視する値を除いたすべての範囲を集計します。

引数「集計方法」集計に使用する関数を番号で指定します。
引数「無視する値」引数「範囲」の中で無視する値を番号で指定します。
引数「範囲」集計するセルの範囲を指定します。

AGGREGATE(集計方法, 無視する値, 範囲, 順位)
指定した集計方法無視する値を除いたすべての範囲から順位の値を取得します。

引数「集計方法」上記と同じです。
引数「無視する値」上記と同じです。
引数「範囲」上記と同じです。
引数「順位」引数「集計方法」が 14 または 15 のときに使用されます。
引数「範囲」の中から取得する順位を指定します。
引数「集計方法」が 16 または 18 のときに使用されます。
引数「範囲」の中から取得する順位の値を比率で指定します。
引数「集計方法」が 17 または 19 のときに使用されます。
引数「範囲」の中から取得する順位の値を 1/4 の値で指定します。

引数「集計方法」

集計方法 引数 関数 説明
11AVERAGE 関数平均を求める
21COUNT 関数数値のセルを数える
31COUNTA 関数空白でないセルを数える
41MAX 関数最大値を取得する
51MIN 関数最小値を取得する
61PRODUCT 関数掛け算で合計を求める
71STDEV 関数母集団の標本から標準偏差を求める
81STDEV.P 関数母集団の全体から標準偏差を求める
91SUM 関数合計を求める
101VAR 関数母集団の標本から不偏分散を求める
111VAR.P 関数母集団の全体から不偏分散を求める
121MEDIAN 関数中央値を求める
131MODE.SNGL 関数最頻値 (最も頻繁に出現する値) を取得する
142LARGE 関数降順で指定した順位の値を取得する
152SMALL 関数昇順で指定した順位の値を取得する
162PERCENTILE.INC 関数順位の値を比率で指定して取得する
172QUARTILE.INC 関数順位の値を 1/4 の値で指定して取得する
182PERCENTILE.EXC 関数順位の値を比率で指定して取得する
192QUARTILE.EXC 関数順位の値を 1/4 の値で指定して取得する

表の引数 1 と 2 は使用する引数のことを表しています。

引数「無視する値」

無視する値 説明
0この関数を無視します。
1この関数と非表示の行を無視します。
2この関数とエラーを無視します。
3この関数と非表示の行、エラーを無視します。
4すべてを含める。無視しません。
5非表示の行を無視します。
6エラーを無視します。
7非表示の行とエラーを無視します。

説明の「この関数」とは「AGGREGATE 関数」と「SUBTOTAL 関数」が入力されたセルのことです。

使用例

指定した集計方法の結果を求める。

=AGGREGATE(C3,4,$B$4:$B$8)
1
=AGGREGATE(C3,4,$B$4:$B$8,E3)
2

合計すると「60」になるデータがあります。

この関数を無視して合計を求めます。セル「B4」に「AGGREGATE 関数」を入力しています。

=AGGREGATE(9,B7,$B$2:$B$4)
3

非表示の行を無視して合計を求めます。3 行目を非表示にしています。

=AGGREGATE(9,B7,$B$2:$B$4)
4

エラーを無視して合計を求めます。セル「B4」がエラーです。

=AGGREGATE(9,B7,$B$2:$B$4)
5

解説

SUBTOTAL 関数」より高機能になっているため、使用するなら「AGGREGATE 関数」を使います。

引数「集計方法」に指定した値によって結果が変わります。それぞれの集計方法は、対応する関数と同じです。詳しくはその関数の説明をご覧ください。

引数「オプション」の「この関数を無視する」値を指定したとき、「AGGREGATE 関数」または「SUBTOTAL 関数」が入力されているセルを無視します。

引数「オプション」の「非表示の行を無視する」値を指定したとき、行を右クリックして「非表示」やフィルタによって非表示になっている行を無視します。

引数「オプション」の「エラーを無視する」値を指定したとき、エラーのセルを無視します。

「無視する」とは、そのセルが引数「範囲」に含まれていないように集計することです。

セル「B2」~「B6」のように縦方向の集計を求めるために使用します。セル「B2」~「G2」のように横方向の集計するときは、非表示になっている列が必ず集計対象になります。

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