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エクセル AVERAGE 関数:平均を求める

はじめに

エクセルの AVERAGE 関数の使い方を紹介します。

AVERAGE 関数は平均を求めます。

=AVERAGE(A1:A3) のようにして、セルの範囲の平均を計算できます。

数値以外を 0 として扱うには AVERAGEA 関数を使用します。

複数の条件で平均を求めるには「AVERAGEIFS 関数」を使用します。
平均を四捨五入する方法は「四捨五入や切り捨て、切り上げする」をご覧ください。

AVERAGE 関数の引数

AVERAGE(数値1)
AVERAGE(数値1, 数値2 …)
すべての数値の平均を求めます。

引数「数値」セルの範囲、数値を指定できます。

使い方

AVERAGE 関数の使い方を紹介します。

平均を求める

セルの範囲「B3」~「B5」の平均を求めます。

=AVERAGE(B3:B5)
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複数の範囲の平均を求める

セルの範囲「B3」~「B5」と「C3」~「C5」の平均を求めます。

=AVERAGE(B3:B5,C3:C5)
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数値の平均を求める

10, 20, 30 の平均を求めます。

=AVERAGE(10, 20, 30)
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非表示のセルを無視して平均を求める

非表示のセルを無視して平均を求めるには「AGGREGATE 関数」を使用します。

解説

引数「数値」が日付なら、日付の実際の値は数値なのでその値を計算します。

引数「数値」に文字列や TRUE や FALSE、空のセルが含まれるときは、そのセルを無視します。

無視するセルを 0 として扱うには AVERAGEA 関数を使用します。空のセルは無視されます。

0 と数値以外をすべて無視するには「AVERAGEIFS 関数」を使用します。引数「条件」を "<>0" にすると、0 を除く数値のセルだけを対象にして平均を求められます。

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