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エクセル 2016 IF 関数:条件により処理を分ける

はじめに

エクセル 2016 の IF 関数の使い方を紹介します。

IF 関数は条件により処理を分けます。

セルの値が空白なら何もしない、値が入っているときに計算したいときに使用します。

IF 関数で複数条件に対応するには「IF 関数を複数条件に対応する」で詳しく解説しています。
  • 目次
    • 構文
    • 使用例
    • 解説

構文

IF(条件, TRUE の処理)
条件を満たすときはTRUE の処理を返します。満たさないときは FALSE を返します。

IF(条件, TRUE の処理, FALSE の処理)
条件を満たさないときはFALSE の処理を返します。

引数「条件」条件を比較演算子を使って指定します。
引数「TRUE の処理」引数「条件」を満たすときに返す値を指定します。数値、文字列、セル参照、関数などを指定できます。
引数「FALSE の処理」省略できます。省略すると FALSE を返します。
引数「条件」を満たさないときに返す値を指定します。数値、文字列、セル参照、関数などを指定できます。

引数「条件」に使用できる比較演算子には次のものがあります。

演算子 演算名 使用例 結果
=等しい1=2False
<>等しくない1<>2True
>大きい1>2False
<小さい1<2True
>=以上1>=2False
<=以下1<=2True

使用例

「IF 関数」の処理は次の図で表すとわかりやすいです。条件によって TRUE の処理か FALSE の処理のどちらか一方が実行されます。

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条件が一つ

セル「B3」がエクセルなら「Office」、それ以外は「違う」と表示する。

=IF(B3="エクセル","Office","違う")
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セル「B3」が 80 以上なら「合格」それ以外なら「不合格」と表示する。

=IF(B3>=80,"合格","不合格")
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セル「B3」が空なら「空文字」、空でないならセル「C3」を掛ける。空文字は""で表せます。

=IF(B3="","",B3*C3)
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セル「B3」が合計ならセル「C3」~「E3」の合計を、それ以外は平均を求めます。

=IF(B3="合計",SUM(C3:E3),AVERAGE(C3:E3))
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条件が複数

セル「B3」がエクセルでセル「C3」が 80 以上なら「80 以上」、80 未満なら「80 未満」、それ以外は「エクセルでない」と表示する。

引数「TRUE の処理」に「IF 関数」を入れ子にして複数条件にしています。

=IF(B3="エクセル",IF(C3>=80,"80 以上","80 未満"),"エクセルでない")
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解説

引数「条件」は大文字と小文字を区別しません。"ABC"="abc"は TRUE になります。

空のセルと 0 を比較すると TRUE になります。

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複数条件を指定する

複数の条件を指定するには、引数「TRUE の処理」や引数「FLASE の処理」に別の「IF 関数」を入れ子にします。その「IF 関数」をさらに入れ子にして、条件をどこまでも複雑にできます。詳しくは「IF 関数を複数条件に対応する」をご覧ください。

=IF(条件,IF(条件,IF(・・・

IFS 関数」を使用すると 3 つ以上に分岐する処理を簡単に入力できます。

AND 関数」や「OR 関数」と組み合わせても複数条件に対応できます。

その他の条件指定

条件が複雑すぎると、処理がどのようになっているのか判断できなくなるので次の関数の使用を検討します。

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