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- ISNONTEXT 関数
- 使用例
- 解説
エクセル ISNONTEXT 関数:セルの値が文字列以外か判定する
はじめに
エクセルの ISNONTEXT 関数の使い方を紹介します。
ISNONTEXT 関数はセルの値が文字列以外か判定します。文字列以外なら TRUE を返します。
「IF 関数」と組み合わせて、セルが文字列以外のときだけ処理できます。
文字列か判定するには「ISTEXT 関数」を使用します。
数値か判定するには「ISNUMBER 関数」を使用します。
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目次
- ISNONTEXT 関数
- 使用例
- 解説
ISNONTEXT 関数
ISNONTEXT(値)
値が文字列以外のときに TRUE を返します。文字列のときは FALSE を返します。
引数「値」 | 数値、文字列、セル参照、関数などを指定できます。 |
使用例
セル「B3」の値を文字列や数値にして判定する。セル「B6」は '10 です。セル「B8」には何も入っていません。
=ISNONTEXT(B3)

引数「値」に文字列などを直接指定して判定する。
=ISNONTEXT("")
=ISNONTEXT("123")
=ISNONTEXT(10)
=ISNONTEXT(TRIM(""))
=ISNONTEXT("123")
=ISNONTEXT(10)
=ISNONTEXT(TRIM(""))

解説
'10 のように数値を文字列化しているものは文字列として判定されます。何も入っていないセルは文字列ではないので「TRUE」になります。「TRIM 関数」のように文字列を返す関数を指定したときは文字列として判定します。
「IF 関数」の条件に指定して、文字列以外のセルのときだけ処理をして、文字列のときは何もしないことができます。次の例では文字列以外のときは 文字列以外 と表示して、文字列のときはそのセルの値を表示します。
=IF(ISNONTEXT(B3),"文字列以外",B3)

条件付き書式の条件にして文字列以外の時だけ背景に色を付けるなど、他の機能と組み合わせられます。
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