エクセル RANDARRAY 関数:乱数の配列を生成する

はじめに

エクセルの RANDARRAY 関数の使い方を紹介します。

RANDARRAY 関数は乱数の配列を生成します。

行と列の指定や値の範囲の指定、整数のみなども指定できます。

この関数は 365 で使用できます。2019 以前のバージョンでは使用できません。
  • 目次
    • 構文
    • 使用例
    • 解説

構文

RANDARRAY()
0 以上 1 以下の乱数を取得します。

RANDARRAY(行数, 列数, 最小値, 最大値, 整数)
行数列数の範囲に最小値から最大値の範囲の乱数の配列を返します。整数で整数値のみ取得するように指定できます。

引数「行数」省略できます。省略すると 1 行の配列を返します。
配列の行数を指定します。
引数「列数」省略できます。省略すると 1 列の配列を返します。
配列の列数を指定します。
引数「最小値」省略できます。省略すると 0 以上の乱数を生成します。
乱数の最小値を指定します。
引数「最大値」省略できます。省略すると 1 以下の乱数を生成します。
乱数の最大値を指定します。
引数「整数」省略できます。
FALSE または省略:小数を含む乱数を生成します。
TRUE:整数のみの乱数を生成します。

使用例

結果は配列になり複数のセルに表示されます。これはスピルという機能によるものです。詳しくは「スピル、動的配列数式の使い方」をご覧ください。

0 以上 1 以下の乱数を生成する。

=RANDARRAY()
1

5 行 1 列の範囲に乱数を生成する。

=RANDARRAY(5)
2

1 行 5 列の範囲に乱数を生成する。

=RANDARRAY(1,5)
3

3 行 5 列の範囲に乱数を生成する。

=RANDARRAY(5,3)
4

1 ~ 3 の範囲で乱数を生成する。

=RANDARRAY(5,1,1,3)
5

1 ~ 3 の範囲で整数の乱数を生成する。

=RANDARRAY(5,1,1,3,TRUE)
6

小数の桁数を指定

少数点第 1 位までの範囲で乱数を生成する。

ROUNDDOWN 関数」を使用して指定した少数点以下を切り捨てています。

=ROUNDDOWN(RANDARRAY(5),1)
7

結果は配列になり複数のセルに表示されます。これはスピルという機能によるものです。

解説

引数「行数」と「列数」には 1 以上の整数を指定します。

引数「行数」または「列数」に 0 を指定したときはエラー#CALC!になります。

引数「行数」または「列数」に負の値を指定したときはエラー#VALUE!になります。

引数「最小値」が引数「最大値」より大きいときはエラー#VALUE!になります。

再計算

ワークシートが再計算されるたびに新しい乱数を生成します。そのためどのセルでも編集すると、結果が変わります。

F9キーを入力して、すべてのセルを再計算できます。

固定

乱数を固定するには=RANDARRAY()を入力してから F9 キーで確定します。数式の関数が結果に変わります。

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