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- 構文
- 使用例
- 解説
エクセル UNICODE 関数:文字の Unicode を取得する
はじめに
エクセルの UNICODE 関数の使い方を紹介します。
UNICODE 関数は文字の Unicode 番号を取得します。UTF-8 や UTF-16 の元となる値です。
何の文字が入力されているか調べたいときに使用します。
- 文字の ANSI や JIS コードを取得するには「CODE 関数」をご覧ください。
- Unicode を文字に変換するには「UNICHAR 関数」をご覧ください。
この関数は 2013 から使用できます。
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目次
- 構文
- 使用例
- 解説
構文
UNICODE(文字列)
文字列の先頭の文字の文字コードを取得します。
引数「文字列」 | 文字列を指定します。 |
使用例
セル「B3」の基本的な文字の文字コードを取得する。
=UNICODE(B3)

セル「B3」の Unicode 専用文字などの文字コードを取得する。セル「B8」は空です。
=UNICODE(B3)

解説
取得した文字コードは「UNICHAR 関数」の引数「文字コード」と対応しているため、相互変換できます。
引数「文字列」に複数の文字を指定したときは、先頭の文字の文字コードを取得します。
引数「文字列」に空文字を指定したときは、エラー#VALUEになります。
Unicode とは、すべての文字を扱える世界標準な文字コードです。
取得される Unicode 番号は UTF-8 や UTF-16 の元となる値です。あの Unicode を例を紹介します。
名前 | 値 | 説明 |
Unicode 番号 (10 進数) | 12354 | この関数で取得される値 |
Unicode 番号 (16 進数) | 3042 | 一般的に U+xxxx で表記される値 |
UTF-8 (16 進数) | E38182 | UTF-8 の値 |
UTF-16 BE (16 進数) | 3042 | UTF-16 の値 |
ANSI や JIS コードを取得するには「CODE 関数」を使用します。
「DEC2HEX 関数」と「HEX2DEC 関数」を使用して 16 進数と 10 進数を相互変換できます。
位置を指定する
「MID 関数」を使用して好きな位置の文字を取得し、その文字コードを取得できます。
=UNICODE(MID(B3,C3,1))

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