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エクセル 2010 エラー #NUM! の意味と修正方法

はじめに

エクセル 2010 のエラー #NUM! の意味と修正方法を紹介します。

使用可能な数値の範囲を超えたときに発生します。

エラーを表示しない方法も紹介します。

#NUM! の意味

エラー #NUM! はエクセルで使用できる数値の範囲を超えたときに発生します。

LARGE 関数」のように、引数に指定できる数値の範囲を超えたときにも発生します。

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「IRR 関数」や「RATE 関数」などの反復計算を行う関数で、答えを求められないときに発生します。

SUM 関数」など、関数によってはエラーを含むセルを参照すると、関数の結果もそのエラーになります。

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修正方法

エクセルの仕様では次の値が最小値と最大値です。この範囲を超えない数値に修正します。とんでもない大きな数値なので通常は超えないと思います。

名前 最大数
処理できる正の最小値2.2251E-308
処理できる負の最小値-2.2251E-308
処理できる正の最大値9.99999999999999E+307
処理できる負の最大値-9.99999999999999E+307
数式によって処理できる正の最大値1.7976931348623158e+308
数式によって処理できる負の最大値-1.7976931348623158e+308

LARGE 関数」のように引数に独自の範囲がある関数では、その範囲を超えないようにします。「LARGE 関数」の引数「範囲」に 3 つの値を指定したら、引数「順位」の範囲は 1 ~ 3 です。

「IRR 関数」や「RATE 関数」などの反復計算を行う関数では、答えを求められる値を指定します。そのためには関数の解説を読み、仕組みを理解する必要があります。

SUM 関数」などでエラーのセルを参照しているときは、そのエラーを修正するかエラーを含まないセルを参照するようにします。

#NUM! を表示させない

エラーになるのを避けられないときはエラーを非表示にできます。

ISERROR 関数」を使って結果がエラーか判定できます。それを「IF 関数」で問題ないときは結果を表示し、エラーのときは何も表示しないようにします。

=IF(ISERROR(LARGE($B$3:$B$5,C3)),"",LARGE($B$3:$B$5,C3))
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IF 関数」を使うと判定用と結果用で 2 回同じ処理が必要になります。「IFERROR 関数」を使えば 1 回でできます。

=IFERROR(LARGE($B$3:$B$5,C3),"")
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