エクセル 2013 関数の使い方
はじめに
エクセル 2013 の関数の使い方を紹介します。
関数を使用すると合計を求めたり、条件によって処理を分けられます。
関数の挿入から簡単に関数を使用できます。
- エクセルでよく使う関数は「関数一覧」をご覧ください。
関数の使い方
エクセルでは合計を求める「SUM 関数」が最もよく使われます。「SUM 関数」を例にして使い方を紹介します。
次のようなデータがあります。セル「C2」~「C4」の合計をセル「C5」に求めます。セル「C5」をクリックします。

数式タブをクリックして「関数の挿入」をクリックします。

関数の検索にやりたいことか、関数名を入力して検索します。

合計を求めたいので「合計」と入力して「検索開始」をクリックします。

関数名に合計に関する関数の一覧が表示されます。関数名をクリックすると説明が表示されるので、それで目的に合った関数を探せます。「SUM」をクリックして「OK」をクリックします。

初めから「SUM 関数」という名前を知っているなら、「SUM」を入力して「検索開始」をクリックします。「SUM」をクリックして「OK」をクリックします。

引数の入力画面が表示されます。引数とは、関数を求めるために必要な値のことです。セルの値が合計を求めるために必要な値なので、引数はセル「C2」~「C4」になります。

数値1の値を削除してから、セル「C2」~「C4」を範囲選択すると、自動で入力されます。

他の値も入力するには数値2にその値を入力します。今回は必要ないので「OK」をクリックします。

引数に入力したセルの範囲の合計が求められます。
セルに合計の値が表示されていますが、中身は数式になっています。数式は数式バーに表示されています。

簡単に関数の挿入する
「SUM 関数」はよく使われるので、もっと簡単に入力する方法があります。
セル「C5」をクリックします。

数式タブをクリックして「Σ」をクリックします。

「SUM 関数」が自動で挿入されるので、このまま Enter キーを入力します。

これだけで合計が求められます。

合計以外にも簡単に挿入できる関数があります。数式タブをクリックして「オート SUM」をクリックします。ここから平均や数値の個数などを簡単に挿入できます。

その他の関数の挿入方法
あらかじめどのような関数があるかわかっているときは、数式タブをクリックしてカテゴリ別に関数を探せます。

数学/三角をクリックすると「SUM 関数」が入っているのでクリックします。

後は関数の挿入と同じ方法で挿入できます。

関数を手入力する
慣れてくると手入力した方が素早く関数を挿入できます。
関数を入力するには = を入力します。= の後に関数名を入力して () の中に引数を入力します。
セル「C2」~「C4」の合計を求めるには=SUM(C2:C4)を入力します。

=SUM(まで入力したら

セルを範囲選択すると、自動で引数C2:C4が入力されます。

最後に)を入力して Enter キーを入力すると関数が挿入されます。
