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- 構文
- 使用例
- 解説
エクセル 2013 ISTEXT 関数:セルの値が文字列か判定する
はじめに
エクセル 2013 の ISTEXT 関数の使い方を紹介します。
ISTEXT 関数はセルの値が文字列か判定します。文字列なら TRUE を返します。
「IF 関数」と組み合わせて、セルが文字列のときだけ処理できます。
- 文字列以外か判定するには「ISNONTEXT 関数」を使用します。
- 数値か判定するには「ISNUMBER 関数」を使用します。
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目次
- 構文
- 使用例
- 解説
構文
ISTEXT(値)
値が文字列のときに TRUE を返します。それ以外のときは FALSE を返します。
引数「値」 | 数値、文字列、セル参照、関数などを指定できます。 |
使用例
セル「B3」の値を文字列や数値にして判定する。セル「B6」は'10です。セル「B8」には何も入っていません。
=ISTEXT(B3)

引数「値」に文字列などを直接指定して判定する。
=ISTEXT("")
=ISTEXT("123")
=ISTEXT(10)
=ISTEXT(TRIM(""))
=ISTEXT("123")
=ISTEXT(10)
=ISTEXT(TRIM(""))

解説
'10のように数値を文字列化しているものは文字列として判定されます。何も入っていないセルは文字列ではないので「FALSE」になります。「TRIM 関数」のように文字列を返す関数を指定したときは文字列として判定します。
「IF 関数」の条件に指定して、文字列のセルのときだけ処理をして、それ以外の時は何もしないことができます。次の例では文字列のときは文字列と表示して、それ以外はそのセルの値を表示します。
=IF(ISTEXT(B3),"文字列",B3)

条件付き書式の条件にして文字列の時だけ背景に色を付けるなど、他の機能と組み合わせられます。
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