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エクセル 2016 MAX 関数:最大値を取得する
はじめに
エクセル 2016 の MAX 関数の使い方を紹介します。
MAX 関数は最大値を取得します。
セルの範囲の最大値を取得したいときに使用します。条件の指定もできます。
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目次
- 構文
- 使用例
- 解説
構文
MAX(数値1)
MAX(数値1, 数値2 …)
すべての数値の中で最大値を取得します。
引数「数値」 | セルの範囲、数値を指定できます。 |
使用例
セルの範囲「B2」~「B4」の最大値を取得する。
=MAX(B2:B4)

セルの範囲「B2」~「B4」と「C2」~「C4」の最大値を取得する。
=MAX(B2:B4,C2:C4)

セルの範囲「B2」~「B4」と「500」の最大値を取得する。
=MAX(B2:B4,500)

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解説
日付のセルは内部では数値になっているのでその数値になります。

文字列や空のセル、TRUE、FALSE など数値以外のセルは全て無視されます。セルの範囲に一つも数値がないときは「0」になります。-5 など 1 つでも数値があるときはその値になります。

引数にセル参照ではなく値を直接指定すると、文字列は「エラー」、TRUE は「1」、FALSE は「0」になります。
=MAX("あああ")
=MAX(TRUE)
=MAX(FALSE)
=MAX(TRUE)
=MAX(FALSE)
「MAXA 関数」を使用すると文字列のセルは「0」、TRUE は「1」、FALSEは「0」として扱われます。「MAXA 関数」の使い方は「MAX 関数」と同じです。

条件を指定する
条件に一致する最大値を取得するには「MAXIFS 関数」を使用します。
または「配列数式、CSE数式とは」を使用します。
=MAX(IF(B3:B6="エクセル",C3:C6))
Ctrl + Shift + Enter で確定
Ctrl + Shift + Enter で確定

「DMAX 関数」を使用する方法もあります。