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スクラッチ イベントブロックの使い方

はじめに

Scratch (スクラッチ) 3 のイベントブロックの使い方を紹介します。

マウスをクリックしたときや、キーボードを入力したときなどに処理ができます。

イベントを使うと、ユーザーの操作に反応できるようになります。

イベントを作成するには「好きなイベントを作成する」をご覧ください。

イベントブロックとは

event

イベントブロックでは、マウスやキーボードを操作したときや背景が変化したときなどに処理ができます。その変化があったときのことを「イベント」と言います。そのイベントが発生すると、イベントの処理が行われます。

例えばクリックイベントは、マウスをクリックしたときに発生します。何度もクリックすれば、その数だけイベントが発生します。イベントの処理中でも次のイベントがすぐに発生するので、同時に複数の処理が実行できるようになります。

メッセージブロックについて

broadcast-message

メッセージ関連のブロックについて詳しくは「メッセージを使って他のスプライトを操作する」をご覧ください。

イベント

green-flag-2

緑の旗 をクリックしたときに発生します。

スクラッチを実行するときは、このイベントが最初に発生します。

8

スクラッチを実行したときの、最初の処理をします。

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when-key-pressed

次の キー を入力したときに発生します。

  • スペーススペース キーを入力したときに発生します。
  • 矢印:指定した 矢印 キーを入力したときに発生します。↑←↓→ のキーが矢印キーです。
  • どれかの:何でもいいのでキーを入力したときに発生します。Ctrl などの修飾子キーや F1 などのファンクションキーなど一部のキーでは発生しません。
  • a ~ z:指定した A ~ Z キーを入力したときに発生します。
  • 0 ~ 9:指定した 0 ~ 9 キーを入力したときに発生します。

キーが押されている間は連続して発生します。

←→ のキーでスプライトを左右に移動します。

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when-sprite-click-2

この スプライト をクリックしたときに発生します。

スプライトをクリックしたときに「ニャー」と鳴きます。

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when-backdrop-switch

指定した 背景 に変更されたときに発生します。

変更前と後が同じ背景でも発生します。

背景に「背景1」を設定したときに、スプライトを真ん中に移動して右を向きます。

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when-more-than

次の もの が指定した より大きくなったときに発生します。

  • 音量:マイクが拾った loudness が指定した値より大きくなったときに発生します。この音量は調べるブロックの音量です。
  • タイマーtimer が指定した値より大きくなったときに発生します。タイマーは調べるブロックにあります。

指定した値より小さい状態から大きくなるたびに発生します。イベントが発生した後に、さらに値が大きくなっても発生しません。

10 秒経過したときに「時間切れ」と言います。

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この他に制御ブロックに クローンされたとき ブロックのイベントがあります。

when-clone

詳しくは「制御ブロックの使い方」をご覧ください。