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スクラッチ 演算ブロックの使い方

はじめに

Scratch (スクラッチ) 3 の演算ブロックの使い方を紹介します。

条件分岐の条件を判定できます。複数の条件も作成できます。

数の計算や文字の結合などもできます。

演算ブロックとは

operators

演算ブロックでは、条件を作成したり、数の計算や文字列の操作ができます。

次のような形をしたブロックが条件になります。条件は条件分岐のブロックと組み合わせて使用します。

more-than

条件に一致すると true を、一致しないと false を返します。

true は「トゥルー」、false は「フォルス」と読みます。

条件分岐について詳しくは「もし~なら、条件分岐 if 文」をご覧ください。

条件を作成する

more-than

左の値右の値 「より大きい」か判定します。

使用例 結果
1 > 2false
2 > 2false
2 > 1true

右側を向いているときは左を向きます。逆のときは右を向きます。

37

less-than

左の値右の値 「より小さい」か判定します。

使用例 結果
1 < 2true
2 < 2false
2 < 1false

マウスをスプライトに近づけると、どこかにワープします。

38

equal

左の値右の値 と「等しい」か判定します。

使用例 結果
1 = 2false
2 = 2true
2 = 1false

コスチュームの番号が 1 のときは 2 のコスチュームに変更します。

39

and

左の条件右の条件 の両方が条件に一致しているか判定します。

両方とも条件に一致しているときだけ、この条件が一致します。複数の条件を作るときに使います。

使用例 結果
true かつ truetrue
true かつ falsefalse
false かつ truefalse
false かつ falsefalse

他のスプライトに触れているときに、クリックすると「つかまえた」と言います。

40

or

左の条件右の条件 の 1 つでも条件に一致しているか判定します。

片方または両方とも条件に一致していると、この条件が一致します。複数の条件を作るときに使います。

使用例 結果
true または truetrue
true または falsetrue
false または truetrue
false または falsefalse

星か恐竜のスプライトのどちらかに触れているときに「つかまえた」と言います。

41

not

条件 の結果を逆にします。

条件が一致していないとき、この条件が一致します。

使用例 結果
truefalse
falsetrue

他のスプライトに触れていないときに、それに近づいていきます。

42

計算する

数値以外を入力すると 0 として扱われます。

add

左の値右の値 を足し算した結果を取得して、それをブロックの値に指定できます。

少しずつ右回りに回転します。

43

subtract

左の値右の値 を引き算した結果を取得して、それをブロックの値に指定できます。

少しずつ左回りに回転します。

44

multiply

左の値右の値 を掛け算した結果を取得して、それをブロックの値に指定できます。

division

左の値右の値 を割り算した結果を取得して、それをブロックの値に指定できます。

割り切れないときは丸められます。

45

0 で割ると Infinity というエラーを取得します。

46

pick-random

指定した 範囲 の値をランダムに取得して、それをブロックの値に指定できます。

範囲に整数を入力すると結果も整数になります。小数を使用すると結果に小数が含まれます。左と右の値はどちらが大きくても使用できます。

コスチュームを 1 か 2 のどちらかに変更します。

47

mod

左の値右の値 で割り算した余りを取得して、それをブロックの値に指定できます。

0 で割ると NaN というエラーを取得します。

48

10 歩移動する度にジャンプします。

49

round

指定した を四捨五入した結果を取得して、それをブロックの値に指定できます。

小数第一位の値を四捨五入して結果を整数にします。

変換前 変換後
1.41
1.52
2.42
2.53

math-formula

指定した を次の 公式 で結果を取得して、それをブロックの値に指定できます。

  • 絶対値:プラスやマイナスといった記号を取り除いた数値を取得します。
  • 切り下げ:小数をすべて切り捨てて整数を取得します。
  • 切り上げ:小数が 0 より大きいときは +1 して、小数をすべて切り捨てて整数を取得します。
  • 平方根:2 乗すると指定した値になる値を取得します。指定した値のルートを取得します。
  • sin:三角関数のサイン (正弦) を取得します。
  • cos:三角関数のコサイン (余弦) を取得します。
  • tan:三角関数のタンジェント (正接) を取得します。
  • asin:逆三角関数のアークサイン (逆正弦) を取得します。
  • acos:逆三角関数のアークコサイン (逆余弦) を取得します。
  • atan:逆三角関数のアークタンジェント (逆正接) を取得します。
  • In:自然対数を取得します。ネイピア数を何乗すると指定した値になるかを求めます。
  • log:常用対数を取得します。10 を何乗すると指定した値になるかを求めます。
  • e ^:ネイピア数を指定した値だけべき乗します。1 を指定するとネイピア数の値を求められます。
  • 10 ^:10 を指定した値だけべき乗します。2 を指定すると 10 *10 で 100 になります。

今日が 2019/1/1 なら「2019年1月1日」と言います。

50

文字列を操作する

join

左の文字右の文字 を結合した結果を取得して、それをブロックの値に指定できます。

りんごバナナ なら りんごバナナ になります。

変数に設定した天気を言います。

51

52

letter

指定した 文字列何番目 の文字を取得して、それをブロックの値に指定できます。

1 番左の文字が 1 番目です。存在しない何番目を指定したときは、何も取得しません。

ユーザー名の 1 文字目を言います。

53

length

指定した 文字列 の文字数を取得して、それをブロックの値に指定できます。

りんご なら 3 を取得します。

ユーザー名を 1 文字ずつ言います。

54

contains

指定した 文字列 の中に指定した 文字 が含まれているかを判定します。

文字は 1 文字でも複数でも指定できます。 りんごんご が含まれる、としたときは んご という文字列が含まれているときは、条件に一致します。

使用例 結果
りんご が含まれるtrue
りんごんご が含まれるtrue
りんごりご が含まれるfalse
りんご が含まれるfalse