エクセル PRODUCT 関数:掛け算した合計を求める

はじめに

エクセルの PRODUCT 関数の使い方を紹介します。

PRODUCT 関数は全ての数値を掛け算した合計を求めます。

セルの範囲をすべて掛けた合計を求めたいときに使用します。0 を無視する条件を指定できます。

足し算した合計を求めるには「SUM 関数」を使用します。
セルの範囲同士を掛けた合計を求めるには「SUMPRODUCT 関数」を使用します。
  • 目次
    • PRODUCT 関数
    • 使用例
    • 解説

PRODUCT 関数

PRODUCT(数値1)
PRODUCT(数値1, 数値2 …)
すべての数値を掛け算した合計を求めます。

引数「数値」セルの範囲、数値を指定できます。

使用例

セルの範囲「B2」~「B4」を掛け算する。

=PRODUCT(B2:B4)
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セルの範囲「B2」~「B3」と「C2」~「C3」を掛け算する。

=PRODUCT(B2:B3,C2:C3)
2

「1」「2」「3」を掛け算する。

=PRODUCT(1,2,3)
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解説

数値として扱えない値はすべて無視されます。合計が合っていないと思った時は、セルが文字列になっていたり、先頭に ' や空白が入っているためです。

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セルの書式設定が文字列のときや、先頭に ' や空白が入っているときは「VALUE 関数」で数値に変換します。

=VALUE(C3)
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"" で囲まれているときは「MID 関数」で数字を抽出し、それを「VALUE 関数」で数値に変換します。

=VALUE(MID(C3,2,LEN(C3)-2))
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20円 のような値は、セルの書式設定を 0"円" のようにして表示するようにします。

=PRODUCT(1,2,3) のように引数「数値」に単一の値を指定したときはそれらを掛け算します。

条件を指定する

「PRODUCT 関数」には「SUMIFS 関数」のような条件を指定する関数はありません。

条件を指定するには配列数式を使用します。詳しくは「配列数式、CSE数式とは」をご覧ください。

0 を無視して掛け算するには次のように入力します。

=PRODUCT(IF(B2:B4<>0,B2:B4))
Ctrl + Shift + Enter で確定
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バージョン 365 なら「スピル、動的配列数式の使い方」を使用して同じことができます。数式は上記と同じで Ctrl + Shift + Enter を入力する必要はありません。