エクセル UNIQUE 関数:セルの範囲から一意の値を取得する

はじめに

エクセルの UNIQUE 関数の使い方を紹介します。

UNIQUE 関数は指定したセルの範囲や配列から一意の値を取得します。

重複してる値を除外したいときに使用します。

この関数は 365 で使用できます。2019 以前のバージョンでは使用できません。
  • 目次
    • 構文
    • 使用例
    • 解説

構文

UNIQUE(範囲)
範囲の値を行単位で比較して一意にした配列を取得します。

UNIQUE(範囲, 列の比較, 回数指定)
列の比較範囲の値を列単位で比較するかを指定できます。回数指定で重複していないデータのみを取得するか指定できます。

引数「範囲」セルの範囲や配列を指定します。
引数「列の比較」省略できます。
FALSE または省略:引数「範囲」を行単位で比較して一意の行を取得します。
TRUE:引数「範囲」を列単位で比較して一意の列を取得します。
引数「回数指定」省略できます。
FALSE または省略:重複している値を 1 つにして取得します。
TRUE:重複している値をすべて除外します。

使用例

結果は配列になり複数のセルに表示されます。これはスピルという機能によるものです。詳しくは「スピル、動的配列数式の使い方」をご覧ください。

1 列の中で一意な値を取得する。

=UNIQUE(B4:B9)
1

複数列の中で一意な行を取得する。

=UNIQUE(B4:C9)
3

1 行の中で一意な値を取得する。

=UNIQUE(B2:G2,TRUE)
2

複数行の中で一意な列を取得する。

=UNIQUE(B2:G3,TRUE)
4

引数「回数指定」で重複している値を 1 つだけ残すか、すべて除外するか指定する。

=UNIQUE(B7:B12,,FALSE)
=UNIQUE(B7:B12,,TRUE)
5

一意な件数

COUNTA 関数」を使用して一意な件数を数えられます。

一意な値の件数を数える。

=COUNTA(UNIQUE(B4:B9))
7

解説

引数「範囲」の値を引数「列の比較」の行または列単位に比較して一意の範囲を配列で取得します。

引数「範囲」の値の大文字と小文字は区別しません。"ABC""abc"は同じものとして重複します。

引数「列の比較」に FALSE を指定したときは、行単位に比較して一意か判定します。引数「範囲」が 1 列などのときに使用します。

引数「列の比較」に TRUE を指定したときは、列単位に比較して一意か判定します。

引数「回数指定」に FALSE を指定したときに1, 1, 2の値なら1, 2を取得します。重複している値は最初の値だけ取得されます。

引数「回数指定」に TRUE を指定したときに1, 1, 2の値なら2を取得します。重複している 1 は取得されません。

引数「回数指定」に TRUE を指定したとき、取得される値が一つもないときはエラー#CALC!になります。

重複しているデータのみ

COUNTIF 関数」を使用して重複判定をします。これにもスピルの機能を使用しています。

それを「FILTER 関数」の引数「含める」に指定して重複しているデータのみ取得できます。

名前が重複している値のみを取得します。

=FILTER(B3:C6,COUNTIF(B3:B6,B3:B6)>=2)
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