-
∨目次
- VLOOKUP 関数より高度に検索する
- 表の見出しを検索する
エクセル 2013 INDEX と MATCH 関数を組み合わせて VLOOKUP 関数より高度に検索する
はじめに
エクセル 2013 の INDEX と MATCH 関数を組み合わせて VLOOKUP 関数より高度に検索する方法を紹介します。
VLOOKUP 関数は左端の列からしか検索できません。それを好きな列から検索できるようになります。
表の行と列の見出しを検索して値を取得する方法も紹介します。
-
目次
- VLOOKUP 関数より高度に検索する
- 表の見出しを検索する
VLOOKUP 関数より高度に検索する
「INDEX 関数」の引数「行番号」に「MATCH 関数」を組み合わせて、好きな列から検索できます。

それぞれの引数に何を指定するか 1 つずつ紹介します。
引数「対象範囲」
取得したいデータが入ったセルの範囲を指定します。「No.」から「個数」を切り替えて取得したいならB3:E5を入力します。「No.」だけならB3:B5を入力します。
引数「検索値」
「名前」から「No.」を取得したいなら、その検索したい「名前」が入っているセルを指定します。セル「B8」に入っているならB8を入力します。
引数「検索範囲」
検索する列を指定します。「名前」のデータが C 列に入っているならC3:C5を入力します。「バージョン」で検索するならD3:D5を入力します。
引数「列番号」
引数「対象範囲」の何列目のデータを取得するか指定します。B3:E5と入力したとき、「No.」は 1 列目なので1を入力します。個数なら 4 列目なので4を入力します。
使用例
「名前」から「No.」を取得します。

「バージョン」から「名前」を取得します。

表の見出しを検索する
次のような表の見出しを検索して値を取得する方法を 2 つ紹介します。

INDEX と MATCH 関数を組み合わせる
行見出しと列見出しを検索条件にして一致するデータを取得します。

「INDEX 関数」の引数「行番号」と引数「列番号」を「MATCH 関数」で取得しています。
それぞれの「MATCH 関数」の引数「検索範囲」には、見出しの範囲を指定します。行見出しならB3:B5、列見出しならC2:E2を入力します。
VLOOKUP と MATCH 関数を組み合わせる
行見出しと列見出しを検索条件にして一致するデータを取得します。

「VLOOKUP 関数」の引数「列番号」を「MATCH 関数」で取得しています。
「MATCH 関数」の引数「検索範囲」には列見出しの範囲B2:E2を指定します。行見出しの B 列も範囲に含める必要があります。
スポンサーリンク